お金が無くては何も生まれない

景気が良くなったことを実感できない

日本の国の借金が1000兆円を超えたという、驚くべきこの時代に、安倍政権のアベノミクスによって経済が上向きになって来たというニュースを耳にしますが、庶民にはまだまだそんな実感を持たせてくれる状態ではないと思います。

景気があがってきたと考えるのは、実際にお金を受け取る給料やボーナスに反映されるなどして、以前は行うことができなかった趣味にお金をつぎ込むことができる様になる。 あるいは、以前は食べることができなかった物が、食べられるようになったりといったことで実感していくのでしょう。

今の20代、30代の方々は、バブル時代といった一瞬ではありますがお金があふれていて景気が良かった時代を知らないし、生まれた時から「お金がなく景気が悪い」という言葉しか聞けずに生きてきていると思います。

そんな環境に加えて、正規雇用ではなく非正規雇用で働いていたり、派遣で働いていたりすれば、「いつかはどにかなるだろう」となんて思うことはできません。 そのため、生活に必要な物だけにお金を使うことになり、車や持ち家なんかを、キャッシングでお金を借りることやローンを組んで、購入しようという気持ちにはならないというところが現状でしょう。

金回りがよくならないと世の中暮らしづらい

また、少子高齢化の時代を迎えていて、介護によって仕事を辞めなくてはならないとか、子育てには保育所が足らなくて、子供は欲しいが、子供が生まれたら仕事ができなくなり、生活が破たんするという気持ちから、子供を産むことも消極的にならざるえないと思います。

そんな時代が続けば、子供はどんどん減っていき、労働人口が減り、ますます国内需要が見込めずに、日本の国の力は弱体化すると思います。

早く、経済的に上向いてお金まわりがよくなり、国民が暮らしやすい時代になればと思います。